スベスベノートモーニング

昨年の3月からモーニングページをやり始めて早1年数ヶ月、我ながらよく続いているなぁとも思いますが、始めた当初と変わらず、今でも毎朝「書きたい!」という能動的な意思で続けられています。

モーニングページとは毎朝、ただ頭に浮かんでくる事をひたすらノートに書き出す、ただそれだけの作業ですが、それを書くことに何の意味があるのか、どんな効果があるのか、ということはこちらの本を読んで頂くのが良いでしょう。新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

一体この本は何の本と説明するのが良いのか… それもまた簡単に一言で説明するのは難しいですが、日々悶々と過ごしていたり、人生の意味、生きがいを見失っていると感じている人は読んでみると良いのではないでしょうか…
(私自身、クライアントさんに勧めることも結構あります。)

そしてモーニングページを始めた時から使っているノートがそろそろ1冊書き終えそうなので、同じノートを買い足そうと思ったのですが、どうやら今使っているノートは販売完了となってしまっている様でした。

しょうが無いからと色々ノートを物色していたのですが、そこで出会ったこのノート、何と言いますか、手触りがスベスベでもの凄く気持ちいい!! なんだこれは?!と衝撃を受け、(値段は結構高かったのですが)買ってしまいました。
アピカ プレミアムCDノート 横罫 B5 CDS120Yいやホントこれはヤバい。「紳士なノート」という帯が付いています。何が紳士なのかよく分かりませんが、このノートのおかげでさらにモーニングページを書くことにワクワク感がプラスされました。

毎朝1ページ、手書きで頭に浮かんだことをただひたすら書く。私の場合は時間にすると平均17~8分間ですが、これからも大切にしたい時間です…


読書録:「3:1の法則 (Positivity)」

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則今日はこの本をご紹介。先日読書録に挙げたマインドフルネス系の文中でも度々引用されていたのがこの本で、どうにも気になったので自分でも入手して読んでみました。
邦題が「3:1の法則」、原題は「Positivity」だそうです。どんな内容かを簡単に言うと、人はポジティブ感情とネガティブ感情の比が3:1を超える(ポジティブが上回る)と、幸福度が安定的に維持できる、といった事を色々な実験等を通して証明していて、その比率の診断法や、それを好転させる為のエクササイズなんかも紹介されています。
そして文中、マインドフルネスに関しては「ネガティブ感情を和らげるだけで無く、ポジティブ感情をも湧き上がらせる」という風に紹介されています。
ぱっと見、「何か無理矢理何でもかんでもポジティブに捉えましょうみたいな本じゃないの?」みたいに思う方もいらっしゃるかもですが、そういう本では全然ありませんのでご安心ください。
この本によるとネガティブ感情もゼロにする必要は無く、それに比べてポジティブ感情が十分にあれば幸せになれる、ということですし、「比率」なので大量にネガティブ感情がある人もそれ以上にポジティブ感情があれば大丈夫、という点も面白いですね。
そして上述の通り、マインドフルネスはポジを上げてネガを和らげるのですから、まさに比率を高めるのにダブルで効果的なんですね。マインドフルネス、万能じゃないですかもう…
ちなみにですが、この本に載っている自己診断テストを自分自身で試してみたところ、その比率は何と 1:1 しかありませんでした… うぉぉぉ~、ヤバキビシィィッ!!(まあ人の感情なので時々刻々変化はあります。また別の機会に診断してみよう!)


読書録:マインドフルネスな2冊(SIY&JOD)

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法これまた買ってからずっと読めずに放置してしまっていた本なのですが、何となく思い立って続編のJoyオンデマンドと共に一気に読みました。いわゆるマインドフルネスに関する有名な本です。色々なエクササイズも紹介されているので、試しに実践してみたいという方は参考になると思います。何でもそうなのかも知れませんが、ただ頭で理解するだけでは殆ど意味が無いので、「瞑想は心の筋トレ」とも言われるように、継続的に実践することが重要ですね。(まあ私自身、心以外も含めて筋トレは得意では無いですけれども…)
たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND 今回この2冊を立て続けに読んだことに大した理由があるわけでも無いですが、色々な本を読んでいたり日々過ごしていると「それってつまりマインドフルネスじゃん!!」と思うことが本当に多いんですよね。で、人にもマインドフルネスの事を伝えたいと思ったときに、やっぱり我流じゃない知識とかちゃんと再確認したいなぁという感じで読んでみたのでした。
1冊目の方はまずマインドフルネスとは何ぞや、という人にもお勧めで、2冊目はさらにアドバンスドな感じもする一方で、「マインドフルネス」という言葉すら知らない人を対象にしている様でもあります(面白い!)。2冊目はJoyをテーマにマインドフルネスが語られていますが、それは文中にも「Joy」と記されていて、読む度に何となく某芸能人の顔がちらついてしまう自分はまだまだ相当にマインドレスな模様です…


読書録:「新・インナーゲーム」

新インナーゲーム (インナーシリーズ) 前回の投稿に引き続き読書録です。前回のコーチングハンドブック内でもふんだんに取り上げられていたティモシー・ガルウェイ氏のインナーシリーズの1冊。結構前に買ってはいたものの、中々読めずに放置していたのですが、このセルフ1、セルフ2、という独特の考え方をこの機会にあらためて本家から学ぼうと思い立ち、ようやく読み切ることが出来ました。
勿論このセルフ1,2という考え方がこの本の読みどころな訳ですが、それ以外で気になったのは「競争」に関する考察の部分でした。
相手に勝つということは負けた側にとっては不幸なことではないのか? もしそうであれば、それは人々の悪い面を引き出すだけでは無いのか? と。しかし、「勝つ」とは、相手を負かす(不幸にする)ことではなく、ゴールに到達するための「障害」に打ち勝つことであり、「真の競争」=(イコール)「真の協力」なのである、と書かれています。うーん、どういうことなのだ??という感じですが、本文を引用すると、

対戦相手同士が、相手を打ち破ろうとあらん限りの努力をする。しかしこの場合は、実は相手という人間を敵にしているのではない。単に、相手が「今、ここで」克服すべき障害を提供しようとしているにすぎないのだ。双方が、相手から提供されるこの障害を役立てることができる。

と書かれています。なるほど、、 確かにこう考えれば「競争」もとても素敵なことに思えてきますねぇ〜。


読書録:「コーチングハンドブック」の巻

NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック 知識と経験を最大化するセンスの磨き方コーチング、カウンセリング、心理療法、NLP、脳科学、ここしばらくはそんな感じの本を読むことが多いのですが、今日は最近読んだこの本をご紹介。表紙に「NLPで最高の能力が目覚める」と有りますが、NLPの解説書という感じは全く無く、ひたすらコーチとしての在り方といいますか、技術以上に大切な事が何なのか、といったことが書かれていて非常に良い本だなぁと思いました。コーチングを全く知らない人が初めて読むにはピンと来ないことが多いかもですが「コーチングが何たるかは分かったけど、今ひとつ上手くいかない」という体験が多い人は読んでみると凄く参考になるのでは無いでしょうか… 一気に読み終えましたがまたしばらくしたら読み返したい一冊でした。