新習慣は「ドラム瞑想」!!

ここ最近、ドラムで出演する機会とか、インナーゲームを読んだこととか、息子が小学生になり生活パターンに変化があった事などが影響し合い、どういう訳だか毎朝5時頃起床し、数十分間ひたすらタカタカとスネアドラムを叩き続けることが習慣になりました。意味合いとしては、瞑想+セルフ2体験+ドラム基礎連を兼ねていて、非常に効率的だなぁ、と。

習慣といえば昨年の3月から始めたモーニングページもまだ継続中で、未だに毎朝「ああ早く書きたいなぁ」という気持ちになるのでモノグサな自分としては何とも不思議な気持ちです…

一方でこれは続けようと思ってもどうにも続かないものも沢山あり、この違いは一体何なのだろうと思ったりもするのですが、習慣化するものに共通なのは「ああ早くやりたい」という衝動に駆られるものであることですね。

そして習慣化させたいのに続かないものに共通なのは、やはりどこかで「やりたい」よりも「やらなきゃ」になっている感じ。自分の中に「やりたいくない自分」が存在しています。

アドラー的に言えばこの自分もちゃんと目的があって存在している訳で、その目的を認識し、もう一方の「やりたい自分」と協力し合える関係性を築ければ良い、ということになります。

多くの場合は「理屈ではやらなきゃと分かっているんだけど、どうにも動き出せない」という状態。まさにコーチングの出番!といった感じですが、そこまで分かっているコーチ自身も自分では中々その解法が見つけられない… 故にコーチもコーチングを受ける訳です!!

 


読書録:マインドフルネスな2冊(SIY&JOD)

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法これまた買ってからずっと読めずに放置してしまっていた本なのですが、何となく思い立って続編のJoyオンデマンドと共に一気に読みました。いわゆるマインドフルネスに関する有名な本です。色々なエクササイズも紹介されているので、試しに実践してみたいという方は参考になると思います。何でもそうなのかも知れませんが、ただ頭で理解するだけでは殆ど意味が無いので、「瞑想は心の筋トレ」とも言われるように、継続的に実践することが重要ですね。(まあ私自身、心以外も含めて筋トレは得意では無いですけれども…)
たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND 今回この2冊を立て続けに読んだことに大した理由があるわけでも無いですが、色々な本を読んでいたり日々過ごしていると「それってつまりマインドフルネスじゃん!!」と思うことが本当に多いんですよね。で、人にもマインドフルネスの事を伝えたいと思ったときに、やっぱり我流じゃない知識とかちゃんと再確認したいなぁという感じで読んでみたのでした。
1冊目の方はまずマインドフルネスとは何ぞや、という人にもお勧めで、2冊目はさらにアドバンスドな感じもする一方で、「マインドフルネス」という言葉すら知らない人を対象にしている様でもあります(面白い!)。2冊目はJoyをテーマにマインドフルネスが語られていますが、それは文中にも「Joy」と記されていて、読む度に何となく某芸能人の顔がちらついてしまう自分はまだまだ相当にマインドレスな模様です…


キャンプと薪と体調不良

先週末、我が家では初の「キャンプ2連(テント)泊」という体験をしてきました。正直な所、超絶インドア派の私にとっては全くの興味対象外、強引に連れ出される事でも無ければ絶対に自分からはやらない事ですが、(対する超絶アウトドア派の)妻から「子供にも良い体験だろ!」と言われてしまえば参加しない訳にはいきません…

しかし、インドア派の自分(セルフ2??)の性なのか、頭痛、鼻水、喉の痛み、途中から寝込む程の体調不良に陥り、自身も大変、家族も大変、色んな意味で思い出深い体験になりました。

そんな体調不良の中でも何故か火起こしは私の担当、キャンプをする様になって初めて分かったのは火を付けるのって大変だということ。炭は勿論、薪だってちょっとやそっとチャッカマンで燃やしたくらいじゃ全然炎を上げてくれません。

粘って粘って火を当てたり、もっと燃えやすそうな枯れ葉、小枝を一緒に燃やしたり、工夫を懲らしつつやっと煙がモクモクし出しても当てていた火を離せばすぐにまた消えてしまいます。

バーナーの強い炎で激しく焚き付けながら、ちょっと火が付いたと思えば(劇的に体調不良なのに)うちわで猛烈に扇ぐ!!「ほら着け!炎を上げろ!!頑張れっ!!オマエは絶対燃えられるんだっ!!」と心で念じながら…

そうするとやっとブワッと炎を上げ始めますが、またここで手を緩めるとたちまち炎を弱め、消えようとしやがります。

しかしこれを繰り返す内に薪の中でようやく静かな消えない炎が燃え始めるんですね。炭になった薪の静かな炎が、今度は自分だけでなく、周りの薪まで焦がし、燃やし始めます。そしてそこに私がまた渾身のうちわ扇ぎで酸素を送り、炎がブワワワッと上がります。

これをいくらか繰り返し、ようやく薪達は大きな炎を高らかに上げながら、パンやら肉やら野菜やらを暖め、焼き、そしてあっという間に黒焦げにしてくれます。ありがとう薪達よ(黒焦げはやり過ぎだけどな)… そして最後に真っ白になるまで燃え切った薪達の姿はとても美しく、幸せそうに見えるのです(個人の感想です)。

なんか、「人」と似てますよねぇ~~


セルフ2(無意識)に任せる体験

先日の日曜日、今年から小学生になった息子が習っているピアノ教室の発表会がありました。勿論息子はそこでピアノの演奏をしたのですが、どういう訳か私も1曲出演させて頂く事になりまして、しかもピアノの発表会なのに内容は「打楽器即興演奏」で…
非常に場違いな感じを抱きつつ、演ってみたらやっぱり場違い感はハンパありませんでしたねぇ〜。とても楽しかったですけども。
※何か曲名を付けて欲しいと言われ、これも直感に任せて「ふわふわおにぎり」に決定…

そしてよくよく考えてみればドラムを初めて30年以上になりますが、今までバンドで出演してドラムソロのコーナーがあることはあっても、完全に一人だけで一曲、ドラムのアドリブソロのみ、という出演は初めての機会でした。

先日の読書録「インナーゲーム」は主にテニスをプレイする際に、セルフ1(意識)に囚われず、セルフ2(無意識)を信じる事で良いプレイが出来る、といった内容の本であり、私自身テニスとは無縁なので今ひとつそれを試す機会も無かったのですが、今回のドラムはまさに、これを実態感する絶好の機会ではないかっ!!と思い立ち、また幸いなことに完全にフリーなアドリブ演奏だったので本当にステージ上で音を出す瞬間まで「どう演奏しよう」とかは意識せず、無意識(セルフ2)に任せることを試せました。

結果的にはかなりイイ感じになった気がしていますが、これというのもやはりフリードラムソロという、非常に無意識任せにしやすい演奏形態であったが故でしょうね… 終わってから息子に「どうだった?」と聞いたら「ん?覚えてない。」だそうで、客席で私の演奏を聴いてくれたのはどうやら彼のセルフ2だった模様です…