「エアロバイクの上にも1.5年」の巻

もう何年も慢性的な運動不足であることもあって1年半くらい前からジムに通っております。と言いつつも、そもそも年季の入った運動不足だったことに加え、運動嫌い、怠け者、それらが相まって非常にユルユルとしたジム通いを続けているのですが、どれくらいユルいかというと、高頻度に行けている時でも精々週に2〜3回、しかも1回あたり1〜2時間が関の山。そしてこれまでに一度も行かずに終わった月も2〜3回と、非常に勿体ないことこの上ない…

とまあそんなユルフワなジム通いですが、昨日は1週間ぶりに行くことが出来、いつもの様にエアロバイクでしばらく汗を流していたら、ふと画面に「延べ750Km走破!」とか出てきたんですね。

えええっ?!750Kmって結構な距離じゃない??ってちょっとビックリしちゃいまして、調べたら東京から北は北海道、西は山口県くらいの距離じゃないですか! あんなにユルフワにダラダラと漕いでいただけなのに、塵も積もれば何とやら、いやいや継続して積み上げることって凄いんだなぁと、えらく感動してしまいました。

まあ冷静になって考えれば1年半も通っていて、精々1回あたり数Km漕いでいるだけなんですが、それでもこのエアロバイクで北海道まで来れたかぁ、、とか思うと凄いなぁ〜 と。だからあらためて、ほんの小さな事でもコツコツ継続すると凄い変化を生むんだと、おそらく他にもそんなものは沢山有って、可視化されていないから気づいていなくて感じられていないんだろうなぁ〜とも思った次第です。

しかも、750Kmとか言われると「よしじゃあ頑張って1000Km目指してやるぞ!!」という気持ちすら沸いてきてしまうから、人って単純ですね…

こんな風にモチベーションが沸くことも含め、コツコツと続けること、そしてそれを可視化する事って、大事っ!!


読書録:「3:1の法則 (Positivity)」

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則今日はこの本をご紹介。先日読書録に挙げたマインドフルネス系の文中でも度々引用されていたのがこの本で、どうにも気になったので自分でも入手して読んでみました。
邦題が「3:1の法則」、原題は「Positivity」だそうです。どんな内容かを簡単に言うと、人はポジティブ感情とネガティブ感情の比が3:1を超える(ポジティブが上回る)と、幸福度が安定的に維持できる、といった事を色々な実験等を通して証明していて、その比率の診断法や、それを好転させる為のエクササイズなんかも紹介されています。
そして文中、マインドフルネスに関しては「ネガティブ感情を和らげるだけで無く、ポジティブ感情をも湧き上がらせる」という風に紹介されています。
ぱっと見、「何か無理矢理何でもかんでもポジティブに捉えましょうみたいな本じゃないの?」みたいに思う方もいらっしゃるかもですが、そういう本では全然ありませんのでご安心ください。
この本によるとネガティブ感情もゼロにする必要は無く、それに比べてポジティブ感情が十分にあれば幸せになれる、ということですし、「比率」なので大量にネガティブ感情がある人もそれ以上にポジティブ感情があれば大丈夫、という点も面白いですね。
そして上述の通り、マインドフルネスはポジを上げてネガを和らげるのですから、まさに比率を高めるのにダブルで効果的なんですね。マインドフルネス、万能じゃないですかもう…
ちなみにですが、この本に載っている自己診断テストを自分自身で試してみたところ、その比率は何と 1:1 しかありませんでした… うぉぉぉ~、ヤバキビシィィッ!!(まあ人の感情なので時々刻々変化はあります。また別の機会に診断してみよう!)