セルフ2(無意識)に任せる体験

先日の日曜日、今年から小学生になった息子が習っているピアノ教室の発表会がありました。勿論息子はそこでピアノの演奏をしたのですが、どういう訳か私も1曲出演させて頂く事になりまして、しかもピアノの発表会なのに内容は「打楽器即興演奏」で…
非常に場違いな感じを抱きつつ、演ってみたらやっぱり場違い感はハンパありませんでしたねぇ〜。とても楽しかったですけども。
※何か曲名を付けて欲しいと言われ、これも直感に任せて「ふわふわおにぎり」に決定…

そしてよくよく考えてみればドラムを初めて30年以上になりますが、今までバンドで出演してドラムソロのコーナーがあることはあっても、完全に一人だけで一曲、ドラムのアドリブソロのみ、という出演は初めての機会でした。

先日の読書録「インナーゲーム」は主にテニスをプレイする際に、セルフ1(意識)に囚われず、セルフ2(無意識)を信じる事で良いプレイが出来る、といった内容の本であり、私自身テニスとは無縁なので今ひとつそれを試す機会も無かったのですが、今回のドラムはまさに、これを実態感する絶好の機会ではないかっ!!と思い立ち、また幸いなことに完全にフリーなアドリブ演奏だったので本当にステージ上で音を出す瞬間まで「どう演奏しよう」とかは意識せず、無意識(セルフ2)に任せることを試せました。

結果的にはかなりイイ感じになった気がしていますが、これというのもやはりフリードラムソロという、非常に無意識任せにしやすい演奏形態であったが故でしょうね… 終わってから息子に「どうだった?」と聞いたら「ん?覚えてない。」だそうで、客席で私の演奏を聴いてくれたのはどうやら彼のセルフ2だった模様です…

 


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