サイトリニューアルしました

長らくほぼ放置状態だった当サイトですが、デザイン・レイアウト含め、リニューアルすることにしました。レンタルサーバのシステムでバージョンアップが必要だったり、サイトの文面もここ数年の経験等も経て色々と書き直したいと思う所もあった為です。

ということで、あらためまして今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


スベスベノートモーニング

昨年の3月からモーニングページをやり始めて早1年数ヶ月、我ながらよく続いているなぁとも思いますが、始めた当初と変わらず、今でも毎朝「書きたい!」という能動的な意思で続けられています。

モーニングページとは毎朝、ただ頭に浮かんでくる事をひたすらノートに書き出す、ただそれだけの作業ですが、それを書くことに何の意味があるのか、どんな効果があるのか、ということはこちらの本を読んで頂くのが良いでしょう。新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

一体この本は何の本と説明するのが良いのか… それもまた簡単に一言で説明するのは難しいですが、日々悶々と過ごしていたり、人生の意味、生きがいを見失っていると感じている人は読んでみると良いのではないでしょうか…
(私自身、クライアントさんに勧めることも結構あります。)

そしてモーニングページを始めた時から使っているノートがそろそろ1冊書き終えそうなので、同じノートを買い足そうと思ったのですが、どうやら今使っているノートは販売完了となってしまっている様でした。

しょうが無いからと色々ノートを物色していたのですが、そこで出会ったこのノート、何と言いますか、手触りがスベスベでもの凄く気持ちいい!! なんだこれは?!と衝撃を受け、(値段は結構高かったのですが)買ってしまいました。
アピカ プレミアムCDノート 横罫 B5 CDS120Yいやホントこれはヤバい。「紳士なノート」という帯が付いています。何が紳士なのかよく分かりませんが、このノートのおかげでさらにモーニングページを書くことにワクワク感がプラスされました。

毎朝1ページ、手書きで頭に浮かんだことをただひたすら書く。私の場合は時間にすると平均17~8分間ですが、これからも大切にしたい時間です…


「エアロバイクの上にも1.5年」の巻

もう何年も慢性的な運動不足であることもあって1年半くらい前からジムに通っております。と言いつつも、そもそも年季の入った運動不足だったことに加え、運動嫌い、怠け者、それらが相まって非常にユルユルとしたジム通いを続けているのですが、どれくらいユルいかというと、高頻度に行けている時でも精々週に2〜3回、しかも1回あたり1〜2時間が関の山。そしてこれまでに一度も行かずに終わった月も2〜3回と、非常に勿体ないことこの上ない…

とまあそんなユルフワなジム通いですが、昨日は1週間ぶりに行くことが出来、いつもの様にエアロバイクでしばらく汗を流していたら、ふと画面に「延べ750Km走破!」とか出てきたんですね。

えええっ?!750Kmって結構な距離じゃない??ってちょっとビックリしちゃいまして、調べたら東京から北は北海道、西は山口県くらいの距離じゃないですか! あんなにユルフワにダラダラと漕いでいただけなのに、塵も積もれば何とやら、いやいや継続して積み上げることって凄いんだなぁと、えらく感動してしまいました。

まあ冷静になって考えれば1年半も通っていて、精々1回あたり数Km漕いでいるだけなんですが、それでもこのエアロバイクで北海道まで来れたかぁ、、とか思うと凄いなぁ〜 と。だからあらためて、ほんの小さな事でもコツコツ継続すると凄い変化を生むんだと、おそらく他にもそんなものは沢山有って、可視化されていないから気づいていなくて感じられていないんだろうなぁ〜とも思った次第です。

しかも、750Kmとか言われると「よしじゃあ頑張って1000Km目指してやるぞ!!」という気持ちすら沸いてきてしまうから、人って単純ですね…

こんな風にモチベーションが沸くことも含め、コツコツと続けること、そしてそれを可視化する事って、大事っ!!


読書録:「3:1の法則 (Positivity)」

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則今日はこの本をご紹介。先日読書録に挙げたマインドフルネス系の文中でも度々引用されていたのがこの本で、どうにも気になったので自分でも入手して読んでみました。
邦題が「3:1の法則」、原題は「Positivity」だそうです。どんな内容かを簡単に言うと、人はポジティブ感情とネガティブ感情の比が3:1を超える(ポジティブが上回る)と、幸福度が安定的に維持できる、といった事を色々な実験等を通して証明していて、その比率の診断法や、それを好転させる為のエクササイズなんかも紹介されています。
そして文中、マインドフルネスに関しては「ネガティブ感情を和らげるだけで無く、ポジティブ感情をも湧き上がらせる」という風に紹介されています。
ぱっと見、「何か無理矢理何でもかんでもポジティブに捉えましょうみたいな本じゃないの?」みたいに思う方もいらっしゃるかもですが、そういう本では全然ありませんのでご安心ください。
この本によるとネガティブ感情もゼロにする必要は無く、それに比べてポジティブ感情が十分にあれば幸せになれる、ということですし、「比率」なので大量にネガティブ感情がある人もそれ以上にポジティブ感情があれば大丈夫、という点も面白いですね。
そして上述の通り、マインドフルネスはポジを上げてネガを和らげるのですから、まさに比率を高めるのにダブルで効果的なんですね。マインドフルネス、万能じゃないですかもう…
ちなみにですが、この本に載っている自己診断テストを自分自身で試してみたところ、その比率は何と 1:1 しかありませんでした… うぉぉぉ~、ヤバキビシィィッ!!(まあ人の感情なので時々刻々変化はあります。また別の機会に診断してみよう!)


新習慣は「ドラム瞑想」!!

ここ最近、ドラムで出演する機会とか、インナーゲームを読んだこととか、息子が小学生になり生活パターンに変化があった事などが影響し合い、どういう訳だか毎朝5時頃起床し、数十分間ひたすらタカタカとスネアドラムを叩き続けることが習慣になりました。意味合いとしては、瞑想+セルフ2体験+ドラム基礎連を兼ねていて、非常に効率的だなぁ、と。

習慣といえば昨年の3月から始めたモーニングページもまだ継続中で、未だに毎朝「ああ早く書きたいなぁ」という気持ちになるのでモノグサな自分としては何とも不思議な気持ちです…

一方でこれは続けようと思ってもどうにも続かないものも沢山あり、この違いは一体何なのだろうと思ったりもするのですが、習慣化するものに共通なのは「ああ早くやりたい」という衝動に駆られるものであることですね。

そして習慣化させたいのに続かないものに共通なのは、やはりどこかで「やりたい」よりも「やらなきゃ」になっている感じ。自分の中に「やりたいくない自分」が存在しています。

アドラー的に言えばこの自分もちゃんと目的があって存在している訳で、その目的を認識し、もう一方の「やりたい自分」と協力し合える関係性を築ければ良い、ということになります。

多くの場合は「理屈ではやらなきゃと分かっているんだけど、どうにも動き出せない」という状態。まさにコーチングの出番!といった感じですが、そこまで分かっているコーチ自身も自分では中々その解法が見つけられない… 故にコーチもコーチングを受ける訳です!!

 


読書録:マインドフルネスな2冊(SIY&JOD)

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法これまた買ってからずっと読めずに放置してしまっていた本なのですが、何となく思い立って続編のJoyオンデマンドと共に一気に読みました。いわゆるマインドフルネスに関する有名な本です。色々なエクササイズも紹介されているので、試しに実践してみたいという方は参考になると思います。何でもそうなのかも知れませんが、ただ頭で理解するだけでは殆ど意味が無いので、「瞑想は心の筋トレ」とも言われるように、継続的に実践することが重要ですね。(まあ私自身、心以外も含めて筋トレは得意では無いですけれども…)
たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND 今回この2冊を立て続けに読んだことに大した理由があるわけでも無いですが、色々な本を読んでいたり日々過ごしていると「それってつまりマインドフルネスじゃん!!」と思うことが本当に多いんですよね。で、人にもマインドフルネスの事を伝えたいと思ったときに、やっぱり我流じゃない知識とかちゃんと再確認したいなぁという感じで読んでみたのでした。
1冊目の方はまずマインドフルネスとは何ぞや、という人にもお勧めで、2冊目はさらにアドバンスドな感じもする一方で、「マインドフルネス」という言葉すら知らない人を対象にしている様でもあります(面白い!)。2冊目はJoyをテーマにマインドフルネスが語られていますが、それは文中にも「Joy」と記されていて、読む度に何となく某芸能人の顔がちらついてしまう自分はまだまだ相当にマインドレスな模様です…


キャンプと薪と体調不良

先週末、我が家では初の「キャンプ2連(テント)泊」という体験をしてきました。正直な所、超絶インドア派の私にとっては全くの興味対象外、強引に連れ出される事でも無ければ絶対に自分からはやらない事ですが、(対する超絶アウトドア派の)妻から「子供にも良い体験だろ!」と言われてしまえば参加しない訳にはいきません…

しかし、インドア派の自分(セルフ2??)の性なのか、頭痛、鼻水、喉の痛み、途中から寝込む程の体調不良に陥り、自身も大変、家族も大変、色んな意味で思い出深い体験になりました。

そんな体調不良の中でも何故か火起こしは私の担当、キャンプをする様になって初めて分かったのは火を付けるのって大変だということ。炭は勿論、薪だってちょっとやそっとチャッカマンで燃やしたくらいじゃ全然炎を上げてくれません。

粘って粘って火を当てたり、もっと燃えやすそうな枯れ葉、小枝を一緒に燃やしたり、工夫を懲らしつつやっと煙がモクモクし出しても当てていた火を離せばすぐにまた消えてしまいます。

バーナーの強い炎で激しく焚き付けながら、ちょっと火が付いたと思えば(劇的に体調不良なのに)うちわで猛烈に扇ぐ!!「ほら着け!炎を上げろ!!頑張れっ!!オマエは絶対燃えられるんだっ!!」と心で念じながら…

そうするとやっとブワッと炎を上げ始めますが、またここで手を緩めるとたちまち炎を弱め、消えようとしやがります。

しかしこれを繰り返す内に薪の中でようやく静かな消えない炎が燃え始めるんですね。炭になった薪の静かな炎が、今度は自分だけでなく、周りの薪まで焦がし、燃やし始めます。そしてそこに私がまた渾身のうちわ扇ぎで酸素を送り、炎がブワワワッと上がります。

これをいくらか繰り返し、ようやく薪達は大きな炎を高らかに上げながら、パンやら肉やら野菜やらを暖め、焼き、そしてあっという間に黒焦げにしてくれます。ありがとう薪達よ(黒焦げはやり過ぎだけどな)… そして最後に真っ白になるまで燃え切った薪達の姿はとても美しく、幸せそうに見えるのです(個人の感想です)。

なんか、「人」と似てますよねぇ~~


セルフ2(無意識)に任せる体験

先日の日曜日、今年から小学生になった息子が習っているピアノ教室の発表会がありました。勿論息子はそこでピアノの演奏をしたのですが、どういう訳か私も1曲出演させて頂く事になりまして、しかもピアノの発表会なのに内容は「打楽器即興演奏」で…
非常に場違いな感じを抱きつつ、演ってみたらやっぱり場違い感はハンパありませんでしたねぇ〜。とても楽しかったですけども。
※何か曲名を付けて欲しいと言われ、これも直感に任せて「ふわふわおにぎり」に決定…

そしてよくよく考えてみればドラムを初めて30年以上になりますが、今までバンドで出演してドラムソロのコーナーがあることはあっても、完全に一人だけで一曲、ドラムのアドリブソロのみ、という出演は初めての機会でした。

先日の読書録「インナーゲーム」は主にテニスをプレイする際に、セルフ1(意識)に囚われず、セルフ2(無意識)を信じる事で良いプレイが出来る、といった内容の本であり、私自身テニスとは無縁なので今ひとつそれを試す機会も無かったのですが、今回のドラムはまさに、これを実態感する絶好の機会ではないかっ!!と思い立ち、また幸いなことに完全にフリーなアドリブ演奏だったので本当にステージ上で音を出す瞬間まで「どう演奏しよう」とかは意識せず、無意識(セルフ2)に任せることを試せました。

結果的にはかなりイイ感じになった気がしていますが、これというのもやはりフリードラムソロという、非常に無意識任せにしやすい演奏形態であったが故でしょうね… 終わってから息子に「どうだった?」と聞いたら「ん?覚えてない。」だそうで、客席で私の演奏を聴いてくれたのはどうやら彼のセルフ2だった模様です…

 


読書録:「新・インナーゲーム」

新インナーゲーム (インナーシリーズ) 前回の投稿に引き続き読書録です。前回のコーチングハンドブック内でもふんだんに取り上げられていたティモシー・ガルウェイ氏のインナーシリーズの1冊。結構前に買ってはいたものの、中々読めずに放置していたのですが、このセルフ1、セルフ2、という独特の考え方をこの機会にあらためて本家から学ぼうと思い立ち、ようやく読み切ることが出来ました。
勿論このセルフ1,2という考え方がこの本の読みどころな訳ですが、それ以外で気になったのは「競争」に関する考察の部分でした。
相手に勝つということは負けた側にとっては不幸なことではないのか? もしそうであれば、それは人々の悪い面を引き出すだけでは無いのか? と。しかし、「勝つ」とは、相手を負かす(不幸にする)ことではなく、ゴールに到達するための「障害」に打ち勝つことであり、「真の競争」=(イコール)「真の協力」なのである、と書かれています。うーん、どういうことなのだ??という感じですが、本文を引用すると、

対戦相手同士が、相手を打ち破ろうとあらん限りの努力をする。しかしこの場合は、実は相手という人間を敵にしているのではない。単に、相手が「今、ここで」克服すべき障害を提供しようとしているにすぎないのだ。双方が、相手から提供されるこの障害を役立てることができる。

と書かれています。なるほど、、 確かにこう考えれば「競争」もとても素敵なことに思えてきますねぇ〜。


読書録:「コーチングハンドブック」の巻

NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック 知識と経験を最大化するセンスの磨き方コーチング、カウンセリング、心理療法、NLP、脳科学、ここしばらくはそんな感じの本を読むことが多いのですが、今日は最近読んだこの本をご紹介。表紙に「NLPで最高の能力が目覚める」と有りますが、NLPの解説書という感じは全く無く、ひたすらコーチとしての在り方といいますか、技術以上に大切な事が何なのか、といったことが書かれていて非常に良い本だなぁと思いました。コーチングを全く知らない人が初めて読むにはピンと来ないことが多いかもですが「コーチングが何たるかは分かったけど、今ひとつ上手くいかない」という体験が多い人は読んでみると凄く参考になるのでは無いでしょうか… 一気に読み終えましたがまたしばらくしたら読み返したい一冊でした。