読書録:「3:1の法則 (Positivity)」

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則今日はこの本をご紹介。先日読書録に挙げたマインドフルネス系の文中でも度々引用されていたのがこの本で、どうにも気になったので自分でも入手して読んでみました。
邦題が「3:1の法則」、原題は「Positivity」だそうです。どんな内容かを簡単に言うと、人はポジティブ感情とネガティブ感情の比が3:1を超える(ポジティブが上回る)と、幸福度が安定的に維持できる、といった事を色々な実験等を通して証明していて、その比率の診断法や、それを好転させる為のエクササイズなんかも紹介されています。
そして文中、マインドフルネスに関しては「ネガティブ感情を和らげるだけで無く、ポジティブ感情をも湧き上がらせる」という風に紹介されています。
ぱっと見、「何か無理矢理何でもかんでもポジティブに捉えましょうみたいな本じゃないの?」みたいに思う方もいらっしゃるかもですが、そういう本では全然ありませんのでご安心ください。
この本によるとネガティブ感情もゼロにする必要は無く、それに比べてポジティブ感情が十分にあれば幸せになれる、ということですし、「比率」なので大量にネガティブ感情がある人もそれ以上にポジティブ感情があれば大丈夫、という点も面白いですね。
そして上述の通り、マインドフルネスはポジを上げてネガを和らげるのですから、まさに比率を高めるのにダブルで効果的なんですね。マインドフルネス、万能じゃないですかもう…
ちなみにですが、この本に載っている自己診断テストを自分自身で試してみたところ、その比率は何と 1:1 しかありませんでした… うぉぉぉ~、ヤバキビシィィッ!!(まあ人の感情なので時々刻々変化はあります。また別の機会に診断してみよう!)


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