トイレットペーパーと認知論

アドラー心理学の重要な考え方のひとつに「認知論」というのがあります。簡単に言うと「人を取り巻く現実は、全てその人の認知によって作られている」ということで、もっと言えば「世の中は全部思い込みである」みたいな感じですね…

要するに、人が「現実」だと思っていることは、その人がそれをどう認識して受け止めているか次第なので、その認識が変われば現実も変わってしまうのだ、と。

だから、現在や未来は勿論、過去すらも(例えば「悪い思い出だ」と捕らえていた認識が「良い思い出だった」と変わることで)変えることが出来る、という訳なのです。

と、やや真面目な話から入りましたが、昨日まで家族でキャンプに行っており、そのキャンプ場のトイレにこんな注意書きがありました。

注意書き

まあ別に普通の良くある注意書きと言えばそうなんですけど、そう思えるのも「ああ、変なモノ流してトイレが詰まると困るからだな」と認識するからな訳で、でも実はそれもこの文脈で言えばただの「思い込み」なんですね。

逆に、これを見て「ここにはトイレットペーパー以外は(肝心なアレですら)流しちゃいけないんだ」と認識してしまえば、もはやそこはトイレですら無く、「トイレットペーパー流し場」という全く意味の分からない施設になってしまいます。

後者がその認識のままであれば、用も足すことが出来ずに困り果ててしまう所ですが、これを前者の認識に変えることが出来ればスッキリと健康な状態になれる!

そして、その変化をお手伝いするのがコーチングな訳です!!(なんだこの例え…)


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