「強み」なハズの弱み

自分の「強み」が一体何なのかって、ご認識されてますか?

世の中にはいくつかの設問に答えていくだけで自身の強みが何であるかを教えてくれるサービス(Webサイト)なんかがありますが、今日、とても面白い話を聞きました。

「強み」というのは例えば「社交性」とか「責任感」とか「適応性」とか色々あって、あるサイトではそんな何十種類という要素の中から自身の強み上位5個とかを教えてくれる訳なんですが、これが面白くて、沢山ある要素の内、あなたの*ベスト*5はこれですよ、と言われているにもかかわらず、例えば5位のものを見て、(1位のものよりも)「劣っている!」「足りない!!」と悲観的に思ってしまう人がいるのだそうです。

まあ確かに5位なのだから1位よりは低いわけですが、折角あなたの強みベスト5ですと言われているのに、わざわざその中でも優劣を付けてマイナスに捉えてしまう、と…

これがベスト5ならまだマシで、ベスト34とか並べられるともう、34位の要素なんて「この要素が足りないせいで自分はダメなんだ!!」とまで感じてしまったりするそうなんです。「ベスト」なのに…

これ、凄い錯覚ですよね。例えば人が持つ特性が100個とか1000個とかあるとすれば、その中からの上位34位であれば立派に誇れる要素なのに、それだけを見るとその要素が「最低」。どうにかしなきゃ!!自分がダメなのはこれが低いせいなんだ!!とか思っちゃう。
確かにその感覚は分からなくもないけれど、それが自分の強みだ、と感じるのと、それが低いせいで自分はダメなんだ、と感じてしまうのはホント、効果は真逆ですよね~~。

ということで今回は、この件に限らず、必要以上に色々なものをネガティブに考えてしまっていないだろうか?? と考えさせられた、というお話でした。


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