自転車の故障から得た教訓

ここ数日、毎朝子供を保育園に連れて行く為に使っている自転車のギアが調子悪く、操作しても空回りしている様な感覚でシフトチェンジが出来ないことが多発していました。
「出来ないことが多発」というのは、故障したと思っていると次の瞬間にはちゃんと機能する様になっていたり、そうかと思うとまた機能しない、という感じで一体何が起きているのか全然分からない状況なのです。

ギアが普通に扱えるときの操作感は、いかにもそれが切り替わる様なシッカリとした手応えがあるのですが、機能しないときには本当に「空回り」という感じで、全く手応えがありません… 一体この操作部の機構はどうなっているのだろうなどと勝手に想像しながら、ちょっと引っ張って廻してみたり、激しくガチャガチャと廻してみたり、色々と試しても全く治る気配がありません。

手応えが有ったり無かったりと、こんな現象が起きるのはもしかすると内部では(電動アシスト自転車だから)電子式に処理されていたりして、結構複雑な機構なのかもしれない… とか、だとしたら簡単には修理できないかも知れないし、結構修理代も掛かるのかも知れない… などと考えもし、ここ数日修理に出すのもためらっていたのですが、一向に治る気配も無い為、今日はあきらめて近所の自転車屋さんに持って行くことにしました。

そうして自転車屋さんに看てもらったのですが、自転車屋さんはおもむろに後輪の軸受け部のカバーを外しワイヤーの接合部を確認し、「ああ、ワイヤーが劣化して引っかかりが起きてるからですね」と、、 今回の現状は非常~に単純で簡単な事が理由で起きているのだということがすぐに分かりました。(ここまでの所要時間は、ものの30秒程…)

まあそんなこんなであっけなく故障は解決した訳なのですが、「人の悩みや問題もこんな風に、もの凄くシンプルなことを難しく考えすぎて動けない様なことが沢山有るのかも知れないなぁ~」と、今日のこの出来事を思い返しながらしみじみと感じたのでありました。
(そしてこれはコーチングもしかり。「シンプルな問題を複雑に考えすぎるな!!」ということですね…)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です